livedoor、ameblo、fc2、エキサイト、SeeSaa、Blogger等々・・・ブログを簡単に始められることもあって、店舗サイトと並立してブログも立ちあげる。というポジションがだんだん浸透してきつつあります。
ブログ書く熱意を感じられて嬉しい反面、外部ブログを使用するといった悲しさ反面。。
外部ブログを使用するな、というわけではなく、amebloの流行っぷりも（たとえアフィリエイトブログがかなりいるとしても）目を見張る部分がありますし、amebaを使っているユーザ（アクティブユーザ）もそれなりに出ているので、使用することは全く無駄というわけでもない。
ただし、ブログを書く目的が「サイト更新の為のSEO対策」であれば、ちょっと見当違い感が否めないわけです。
アメーバブログって人気だけれど
著名人・芸能人を引き込んで一気に上り詰め、アメーバピグでかなりのユーザを引き込んだアメブロですが、ピグをやっている層のほとんどは、ピグで完結しちゃっているのでブログまではなかなか見に来ません。
アメーバピグからの流入っていけるのか？
アクティブユーザも低年齢化が進んでいるので、ターゲットがそこであればいいですが、そうでない限りは使えないかと。
これは去年のデータですが、
アカウント登録者が最も多いのは20代後半（25-29歳）でありこの年代だけで約75万人のユーザー規模があります。その下の3年代（10-14歳／15-19歳／20-24歳）に151万人、上の3年代（30-34歳／35-39歳／40-44歳）もほぼ同規模の163万人のユーザーが分布しています。引用：アメーバピグのユーザー属性は? そして15歳以下規制の影響は?・・・「データでみるゲーム産業のいま」第10回
と、20代後半が多いですが、ゲームコンテンツを目的としておらず、ダベる事や出会い系なんかを主としているのかもしれません。
（アメーバピグ、やったけどすぐ飽きちゃった自分が言うのもなんですが）
更にアフィリエイトブログが横行しているamebloでは、商用利用がタブーとされ、該当するブログはBANされます。
「セミナー告知！」とか「お問い合わせはこちらまで！」とか、一体どこからが商用利用とみなされるのかはアメブロのみぞ知るボーダーラインですが、外部ブログを使用して記事更新を行ったとしてもドメインベースではほとんど意味がないし、アメブロのランキングは既に形骸化しているから、アメブロ内の集客力というのはほとんど無いかと。
唯一メリットをあげるとすれば、外部リンクとして貼れるしユーザーコミュニケーションにもなり得るので、そのあたり上手く活用していけるといいですね。（その点においてはFacebookの方が優れている気がしないでもない）
いずれにしても、メインブログにする程勿体ないことはない気がします。
FC2はアダルト圏
5年ぐらい前はそこまでアダルト色が無かったFC2ですが、今となってはもはやアダルト動画・違法ダウンロードまとめサイトの宝庫です。
FC2の収益の中には「FC2動画」という有料サービスがあり、有料会員になると成人向け動画が高画質で見れるというサービスも展開しています。
ちょっとズレますが、ニコ動よりも年齢層が（しかも男性率が）高いことからもはや明らかかと。
さすがにFC2で店舗ブログは、なかなかに色んな方からの心証が悪くなる可能性があります。というか、ナイですね；
Bloggerはどうなんだ
その点唯一、Googleの折り紙付きなのがBlogger。
GoogleのCEOであるMatt Cutts氏は以下のように太鼓判をたたいています。
WordPressであってもBloggerであっても検索エンジンでの上位表示は可能だ。
すばらしいコンテンツを提供していいリンクを獲得すればWordPressもBloggerのどちらも間違いなく上位表示できる。WordPressとBloggerはどちらがSEOに強いのか？
といいつつも、Matt Cutts氏のブログはWordPress。
カスタマイズがやりやすく、テンプレートも豊富にある。できることが多い反面、初心者にはなかなかとっつきにくい部分もあるのは確か。なので、SEOも考慮した上でblogというものを手軽にはじめたいのであればBloggerが今のところ有力候補なんでしょうか。
ケチって無料で済まさずに、WP入れればいいのに
どのブログもSEO上の優劣はないと言いたいのですが、WordPressと比べるとレンタルブログは自由度に欠けていて、ウェブマスターツールすらインストールできないブログや、Googleのインデックスに問題を抱えているようなブログがあるのも事実です。
ドメイン+サーバ費用って安ければ年1500円程度で済んでしまうし、自分でWPを導入するなら無料。店舗運営をしている以上、ケチらずにやったほうが、無難。
最近ではサーバーの標準機能として「カンタンWordPressインストール」的な、ボタンクリックひとつでインストールできるところもあるので、上手くそのへんを活用したほうがいいかと。
確かに独自ドメインのブログを始めたとしても、最初は全然アクセスが伸びず、大半の人は数か月は書くけれど、知人しか見に来ないので段々と尻すぼみしていくパターンが多い。
簡単なことではないですが、コンテンツページを提供し続ける事がやはり大切なことなのかなと。